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FXの有効なエントリーポイント2選!リスク管理も解説

FXの有効なエントリーポイント2選!リスク管理も解説

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このページの内容

今回は2つの重要な戦略について解説する。1つ目は価格のリトレースメント(押し目や戻り目)、あるいはプルバック(押しや戻り)でエントリーする戦略、2つ目はテクニカル的な水準で上下どちらかにブレイクしたときにエントリーする戦略である。これらの戦略はそれぞれメリット、デメリットがあり、現在のマーケット・ボラティリティの程度に左右されることが多い。

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FXのエントリーポイント1. プルバック(押しや戻り)

プルバック(押しや戻り)でのトレードは、短期的なトレンドと逆の値動き(調整)は短期間で終わり、調整が終われば、より長期間のトレンドが再開するという考えにもとづいている。

ブレイクアウト後の最初のプルバックは、長期的なトレンドの始まりとなる初期段階で現れるため、ポジションを保有する上で最有力なプルバックの1つと言える。さらに、最も高いリターンを得られる可能性がある。

プルバックでエントリーするタイミング

プルバックでのトレードのエントリーは、多くの要因にもとづいて実行できるが、ここでは2つの重要な要因について解説する。1つ目は、サポートラインあるいはレジスタンスラインが利用できるかどうかである。サポートラインあるいはレジスタンスラインを利用できることにより、マーケットが需要(サポートライン)と供給(レジスタンスライン)を示しているポイントを確認できる。

マーケットが上昇トレンドである場合、上昇を再開する前にリトレースメント(押し目や戻り目)でサポートラインを試すことが理想的と言える。下落トレンドである場合は、レジスタンスラインはトレンドが再び下落する前に、価格がプルバックすることを確認できる水準である。

また、サポートラインとレジスタンスラインが合流しているポイントは最も強力なシグナルである。水平線、トレンドライン、傾斜、フィボナッチ、移動平均線など、さまざまな種類が挙げられる。

2つ目は、値動きを利用することだ。サポートラインとレジスタンスラインのどちらかに到達すれば、マーケットの強い反応が確認できるはずだ。つまり、マーケットの参加者が価格を上昇させるための需要を示す値動き、または価格を下落させるための供給を示す値動きを確認できる。ローソク足は、この需要と供給の動きを把握するのに最適な手段である。

例えば、短い胴体に長いヒゲを持つ反転のローソク足(強気のハンマー、弱気の流れ星など)は、リトレースメントの傾向を表す優れたマーカーとなり得る。これらが重要なチャートの水準で発生することは、その可能性をより高めることになる。ブリッシュ、またはベアリッシュ・エンガルフィング(包み足)など、他のローソク足の種類も参考になるが、チャート上で識別した重要なサポートラインとレジスタンスラインと併せて、値動きを分析することが大切である。

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プルバックでのリスク管理

ストップ注文は、サポートラインとレジスタンスラインの分析にもとづいて設定する必要がある。対象となるサポートラインあるいはレジスタンスラインを超えて、危険を回避するように置くべきである。ロングポジションの場合、ストップ注文はサポートラインの下に、ショートポジションの場合、レジスタンスラインの上に設定する。

目標価格はストップ注文を設定するのと同様に、分析を用いて決定すべきだ。ロングポジションの場合、マーケットの上昇が続くことをさまたげる可能性があるレジスタンスラインに注目する。ショートポジションの場合、マーケットの下落が続くことをさまたげる可能性があるサポートラインに注目すればよいだろう。

エントリーからストップ注文までの距離と、エントリーから目標価格までの距離によって、リスク管理方法の初期設定が決定される。リスクリワード比率は1:2以上になるように調整したほうが、より堅実なものになる。例えば、エントリーが100、ストップ注文が99、目標価格が102のロングポジションによるトレードでは、リスクリワード比率が1:2となる。

Tradingviewでチャート作成

FXのエントリーポイント2. ブレイクアウト

ブレイクアウトでのトレードは、マーケットの押し目や戻り目の期間や、レンジの値動きから発生する。確立されたトレンドの中に形成されることもあれば、トレンドのない期間に形成されることもあり、またブレイクアウトそのものが長期トレンドの始まりとなる場合もある。

トレンド相場でのブレイクアウトとは、トレンドが発生しているマーケットでのプルバック後に、直近の高値(ロングポジションの場合)または安値(ショートポジションの場合)をブレイクすることを意味する。レンジ相場でのブレイクアウトとは、マーケットが水平方向に長く推移し、価格がレジスタンスライン(ロングポジションの場合)またはサポートライン(ショートポジションの場合)の水準をブレイクすることを指す。水平方向の値動きは、ブレイクアウトをもたらすチャートパターンを形成することもある。最も一般的なパターンは、ウェッジ/トライアングル、レクタングル、フラッグ/ペナント、ヘッドアンドショルダーである。

価格のブレイクアウト(強気・弱気)

ブレイクアウトでエントリーするタイミング

ブレイクアウトでエントリーするためには、さまざまなアプローチがある。対象の価格水準を超えたらすぐにエントリーする方法、サポートラインやレジスタンスラインを終値で超えるローソク足やバーチャートが現れるまでエントリーを待つ方法、あるいはこの2つを組み合わせる方法がある。ローソク足の終値を待つ方法が最も確認しやすいが、ブレイクアウトが非常に強力な場合、その動きの一部またはすべてを見落とす可能性がある。ただし、サポートラインの上または下に現れる終値を待つことで、偽のブレイクアウトを回避できるというメリットがある。

そのため、2つの戦略を組み合わせることで、両方のメリットを最大限に生かしたアプローチが可能になる。例えば、ブレイクアウトの水準を超えたら、すぐに最大ポジションの50%をエントリーし、ブレイクアウトの水準を超えて終値が表示されたら、残りの50%をエントリーすればよいだろう。

エントリーしてブレイクアウトが確認されなかった場合、半分のポジションで損失となり、ブレイクアウトが確認された場合は、すべてのポジションでエントリーすることになる。これにより、すべてのポジションでブレイクアウトを試せる一方で、失敗しない確率を高めることが可能になる。

ブレイクアウトでのリスク管理

エントリーからストップ注文までの距離(エントリー +/- ストップ注文)と、エントリーから目標価格までの距離は、リスクリワード比率が1:2、またはそれ以上が理想的だ。ロングポジションの場合、ストップ注文はブレイクアウトの水準(レジスタンスライン)よりも十分に下に、ショートポジションの場合、ブレイクアウトの水準(サポートライン)よりも下に設定すべきである。

チャートパターンでのブレイクアウトの場合、チャートパターンが主観的な性質であるため少し困難だが、エントリーする前に、パターンの外側におけるローソク足の終値を待つことが賢明なアプローチとなる。

目標価格は他のトレードと同様に、自身の分析を用いて設定するとよいだろう。

ブレイクアウトでのトレードの例

--- マーケットアナリスト ポール・ロビンソン著

ロビンソン氏に連絡するには、Twitterで@PaulRobinsonFX までお願いいたします。

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。

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