銀価格はテクニカル面での明るい見通しが強まっており、5月に付けた数年ぶりの高値が視野に入ってきた。
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銀価格：強気の日足シグナルが複数示現
銀価格のテクニカル分析見通しは、ますますポジティブになりつつあり、最近付けた数年来の高値32.50ドルを試す展開が示唆されている。長期的な強気トレンド（トレンドライン）、中期的な強気を示す上昇フラッグ、短期的な強気を示す上昇ペナントが形成されており、今後数週間のうちに価格が上昇する可能性を高めている。
銀価格の日足チャートからは、金/ドルが今後数週間で上昇することを示唆する3つの明確な強気シグナルが読み取れる。これに加え、価格は6月下旬から7月上旬にかけて若干下振れたにもかかわらず、2月上旬を始点とするトレンドラインは依然として維持されており、銀価格の上昇を引き続き、後押ししている。
2つ目の強気なチャートパターンは、上昇フラッグである。このパターンはトレンド内で短期的なもみ合いが起こる継続パターンで、保ち合いの後はブレイクアウトして上昇が継続されることが示唆される。
直近で形成された日足のチャートパターンは、短期的な強気を示す上昇ペナントで、もう一つの継続パターンである。このパターンを上方にブレイクすると、数年来の高値32.51ドルを試す展開となる可能性が高い。
ペナントパターン：弱気、強気それぞれのパターンの取引方法とは？
上記３つのチャートパターンに加え、3本の単純移動平均線はすべて上向きを維持している。また、商品チャネル指数（CCI）は、銀価格が極端な買われ過ぎの領域から抜け出しつつあることを示している。
銀価格 日足チャート
資料：TradingView
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