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米国CPI、ビッグローテーションうながす。S&P500の今後の見通し

米国CPI、ビッグローテーションうながす。S&P500の今後の見通し

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

米国CPIを受け、エヌビディア(NVDA)テスラ(TSLA)などの大型ハイテク株から小型株への資金シフトを受け、ラッセル2000が急上昇。今後も小型株への資金流入が続いた場合、米国株の新たな上昇エンジンになる可能性があるが、S&P500種指数の今後の見通しとは。

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S&P500種指数のターゲット】

上値:5,656ポイント

下値①:9日移動平均線(現在5,570ポイント)

下値②:5,500ポイント

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米国CPI、セクター間に明暗

米国CPI(消費者物価指数)の鈍化を受け、FRB(米国連邦準備制度理事会)の利下げ織り込みが進展したことから、米国株のセクター間のパフォーマンスに大きな違いが出た。FRBの利下げ観測が後退する中、高金利が足かせとなっていた不動産セクターが、米国CPIの結果を受けて2%超上昇した。

 

今まで出遅れていた不動産株などへの資金流入が見られた一方、好調であった大型ハイテク株が下落した結果、情報技術、通信サービス、一般消費財などのセクターが下落した。

米国株セクター別パフォーマンス

資料:BloombergよりDailyFXが作成

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また、テスラ株(TSLA)が大きく下落したことも、大型ハイテク株の重荷となった。テスラ株は11営業日連続で上昇していたことから利益確定の動きが出やすい局面であったことに加え、「ロボタクシー」の発表イベントを8月から10月に延期したことが嫌気され、8%超下落した。

米国大型ハイテク株日次パフォーマンス

資料:BloombergよりDailyFXが作成

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大型ハイテク株からのローテーション

近年の米国株の上昇は大型ハイテク株にけん引されており、ハイテク株で構成されるナスダックナスダック100指数が他の株価指数を上回るパフォーマンスを示してきた。

 

しかしながら、米国CPIの結果を受け、FRBの高金利政策の逆風に晒されてきたラッセル2000指数が急上昇している。この動きが今後も続いた場合、大型ハイテク株の一極集中の状況から、幅広い銘柄への上昇に局面がシフトすることで、米国株の投資家センチメントが改善、S&P500指数の上昇にも寄与する可能性がある。

 

これから本格スタートする4-6月期の企業決算にて、大型ハイテク株以外の企業も良好な業績を示した場合、投資家の米国株に対する自信が高まる展開を想定したい。

米国株価指数年初来パフォーマンス

資料:BloombergよりDailyFXが作成。2023年末を100として指数化。

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S&P500種指数の見通し

S&P500種指数は、米国CPIを受け、大型ハイテク株の下落につられて下落しているものの、9日移動平均線を依然として上回っている。RSIが70を超過するなどテクニカル面では過熱感が出ているものの、小型株へ上昇の裾野がひろがる兆しが見られる中、S&P500の上昇継続を見込む。

 

S&P500は、フィボナッチエクステンション61.8%水準5,656ポイントへの上昇が視野に入る。この水準をブレイクすると、S&P500は5,700ポイント、そして5,800ポイント台の攻防を意識する展開を想定。

 

S&P500が下落した局面では、9日移動平均線(現在5,570ポイント)でサポートされるかに注目。サポートされなかった場合、5,500ポイントへの下落が視野に入る。5,500ポイント台の維持に成功した場合、S&P500の地合いが強いことを投資家に印象付け、上昇トレンド継続を見込む。

【S&P500種指数のターゲット】

上値:5,656ポイント

下値①:9日移動平均線(現在5,570ポイント)

下値②:5,500ポイント

 

S&P500種指数日足チャート

S&P500種指数日足チャート

資料:TradingView

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-- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

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